更新:March 12, 2025
情報
Q. U2、U2ミニに関する問い合わせ先がわかりません。
A. 操作についてのお問い合わせは、センスシリーズ技術サポートまでお願いいたします。
- Tel: 054-368-6897(平日の10時から12時、13時から16時)
- E-mail: sense-support@extra.co.jp
故障・修理に関するお問い合わせは、弊社技術サポートまでお願いいたします。
- Tel: 054-368-6887(平日の10時から12時、13時から16時)
- E-mail: tech@extra.co.jp
Q. 修理をキャンセルした場合には料金はかかりませんか?
A. 保証対象外機器の修理をキャンセルした場合、たいへん恐縮ですが以下の料金がかかります。
- 国内修理キャンセル:7,700円(税込)
- 韓国の開発元での修理キャンセル:
- ブレイルセンスU2ミニ:20,900円(税込)
- ブレイルセンスU2:26,400円(税込)
ファームウェアについて
Q. 使用中の機器のファームウェアのバージョンはどのように確認できますか?
A. メインメニューが表示されている状態で、Space-V(1-2-3-6の点)を入力すると、バージョン番号とビルドナンバーが表示されます。スクロールキーを使用して内容を確認できます。
Q. ファームウェアの更新手順はどのように行いますか?
A. 以下の手順で行います。
- まず、SenseAPPのページにアクセスします。
- ご使用のセンス用のファームウェアのリンクを実行し、目的のファームウェアのページに移動します。
- リンク先のページの記載に従ってZIP形式のファームウェアをダウンロードします。
- ダウンロードしたZIPファイルを解凍すると、.binという拡張子のファイルが複数ありますので、それらをSDカードなどのルート(直下)にコピーします。
- センスシリーズで、Space-zを入力して起動中のプログラムをすべて終了します。
- メインメニューのユーティリティのブレイルセンス***OSアップグレードを実行します。ファームウェアのバージョンが8.0以降の場合には、F3-u(1-3-6の点)を入力してこの項目を直接実行できます。***はご使用のセンスシリーズにより異なります。
- コンボボックスの内容が「アップグレード:オンライン」と表示されるので、スペースを押して「アップグレード:オフライン」に変更し、エンターを押します。
- ダウンロードしたファームウェアにより、以下のように行います。
- 「本当にアップグレードを行いますか?」と表示されプロンプトボタンで「はい」が選択されている場合には、ファームウェアは適切です。エンターを押して、アップグレードが終了して機器が再起動するまで待ちます。
- 「現在のOSは最新です。継続しますか?」と表示されプロンプトボタンで「いいえ」が選択されている場合には、ご使用のファームウェアは最新です。処理を中止するにはエンターを、処理を継続するにはスペースでプロンプトボタンを「はい」に変更してエンターを押し、処理が完了して機器が再起動するまで待ちます。
- 「これは本機器用のファームウェアではありません。」と表示された場合には、ダウンロードしたファームウェアが適切かどうかを確認してください。またセンスシリーズでファームウェアをダウンロードした場合には、再度コンピュータでダウンロードしてお試しください。
SenseAPP(機能拡張プログラム)
Q. SenseAPPのバージョンを確認できますか?
A. SenseAPPは、バージョンではなくリリースした日付で管理しております。2014年12月24日以降のSenseAPPでは、flashdiskのprogramフォルダ内のReleaseDate.txtを開いてリリース日をご確認いただけます。リリース日は
Release Date: 20141224
のように記載しております。
Q. SenseAPPの適用や更新はどのように行いますか?
A. 以下の手順で行います。
- まず、SenseAPPのページにアクセスします。
- ご使用のセンス用のプログラムのリンクを実行し、目的のプログラム(ZIP形式)をダウンロードします。
- ダウンロードしたZIPファイルを展開すると、二つのフォルダと一つのファイルがありますので、以下のようにコピーします。
- brldic: flashdiskのルートにコピーします。
- program: flashdiskのルートにコピーします。
- usermenu.ini: flashdiskのdatabaseフォルダにコピーします。
- リセットを実行します。
Q. プログラム以下の各項目をエンターで実行しても起動できません。
A. ご適用いただいたSenseAPPがご使用のセンスシリーズ用のものではないことが考えられます。再度ご確認ください。
Q. サピエやバーコードトーカを起動すると、IDとパスワードの入力を求められるのですが?
A. ご使用前に、サピエの場合はサピエIDとパスワードを、バーコードトーカの場合はBarcode-Talker Projectから発行されるIDとパスワードを予め取得していただく必要があります。
Q. サピエでダウンロードしたデータはどこに保存されますか?
A. flashdiskのdownloadフォルダのsapieフォルダ内に保存されます。
Q. センスこうたくんを起動すると文字化けします。
A. 以下の設定を行います。
- メインメニューが表示されている状態で、Space-o(1-3-5の点)を入力し、オプション設定を起動します。
- 「コンピュータ点字表示」に移動し、スペースで値を「無変換(NABCC)」に変更します。
- エンターを押してダイアログを閉じます。
Q. センスこうたくんが起動しなくなりました。
A. flashdiskのdatabaseフォルダにbrldic.hstというファイルがあります。このファイルを削除して再度ご確認ください。
Q. センスこうたくんはブレイルメモシリーズのBMT形式のファイルに対応していますか?
A. 読み込みのみ対応しています。
Q. センスこうたくんで行った辞書検索結果をコピーしてワードプロセッサで開いた点字文書に貼り付けることはできますか?
A. プログラムの設計が異なり互換性がないために、センスこうたくんとワードプロセッサの間でのデータのコピーや貼り付けはできません。
Q. ラジコで特定の放送局を視聴しようとしていますが、再生されるまでに大幅に時間がかかるのですが?
A. アクセスが集中している場合やご使用のネットワークによって、このような場合があるようです。お時間を置いてお試しいただくと解決する場合があります。
Q. ラジコプレミアムに対応していますか?
A. SenseAPPの2017.11.24版でエリアフリーに対応しました。
このサービスを使用するためには、前もってラジコのプレミアム会員(有償)に登録されている必要があります。登録は、コンピュータなどのブラウザからradiko.jpのサイトにアクセスして行います。
登録が完了したら、Enter-iを押し、エリアフリーにご登録されたメールアドレスとパスワードを入力してログインします。ログインが成功すると、エリアフリーボタンが表示されます。F3キーでエリアフリーボタンに移動してエンターを押すと地域や都道府県を選択できるようになります。
Q. ラジコやらじるらじるで放送を録音できますか?
A. これらは録音には対応しておりません。メインメニューのメディアのラジオにつきましては録音できます。
Q. GPSレーダー2で住所や施設を検索してルート案内を行ったのですが、出入り口ではないところに案内されました。
A. 実際の住所は一定の広さを持つ土地ですが、その中の1点のみが住所として住所データに登録されています。そのため、住所検索や施設検索を使用して目的地までのルート案内を使用した場合、建物の入り口ではないところでルート案内が終了する場合があります。実際に目的地の出入り口に行かれた場合には、そこでランドマーク登録を行い、そのランドマークを目的地としてルート案内を行うと、より正確なルート案内ができます。 GPSレーダー2では以下のように設定すると効果的です。
- Space-qを押します。
- F3キーでランドマークに登録に移動して実行します。
Q. テレビ番組表を使用できません。
A. テレビ番組表は、使用していたサービスの終了により2014年9月末で使用できなくなりました。
各種設定・操作
Q. リセットはどのように行いますか?
A. 機器背面のリセットボタンを押すか、あるいは機器が起動している状態でF2-F3-1-2-3-4-5-6の点を押します。現在の設定で機器が再起動します。
Q. ハードウェアリセットはどのように行いますか?
A. 以下の手順で行います。この操作により、作成したインターネット接続設定などは保持されますが変更した各種の設定が出荷時に戻ります。
なお、ハードウェアリセットの手順は以下の1.から3.ですが、予め0.を行っておくと、ハードウェアリセットが成功したかどうかを容易に判断できます。
- ハードウェアリセットを実行する前に、Backspace-Enter-v(1-2-3-6の点)を入力して、読み上げ音声を男性音に変更します。
- 機器の手前面、電源の左の右向き三角ボタンを長押しします。
- その状態で、機器の背面にあるリセットボタンを1回押します。リセットボタンは絶対に長押ししないでください。長押しすると、起動できなくなる場合があります。
- ハードウェアリセットが始まり、機器が再起動します。再起動したら、右向き三角ボタンから指を離します。
再起動後の読み上げ音声が女性音であれば、ハードウェアリセットは成功です。成功しない場合には、再度1.から3.の手順を実行します。
Q. 設定をバックアップまたは復旧することはできますか?
A. 行った設定のバックアップまたは復旧は以下の手順で行います。ファームウェアの更新後やハードウェアリセット後は設定が出荷時に戻るので、この機能は非常に便利です。ただし、この手順でバックアップまたは復旧できるのは設定のみで、データについては別途行う必要があります。
- F3-k(1-3の点)を入力することで、メインメニューの設定のバックアップ/復旧オプションを起動します。
- スクロールキーでオプション間を移動し目的のオプションをスペースでチェックします。すべて選択する場合には、Enter-aを入力します。
- バックアップする場合にはEnter-bを、復旧する場合にはEnter-rを入力します。
- バックアップ先(復旧元)を選択するダイアログが表示されますので、ファイル管理と同様の操作で目的のディレクトリまたはフォルダに移動します。
- 目的のディレクトリまたはフォルダに移動したら、スペースで選択してエンターを入力します。これで、バックアップ(復旧)が始まります。
Q. flashdiskをフォーマットできますか?
A. 以下の手順で行います。フォーマットを実行すると、作成したデータや電子メールなどは削除され、flashdiskには最低限必要な設定ファイルとフォルダのみが残ります。
- F3-f(1-2-4の点)を入力することで、メインメニューのユーティリティのフォーマットのダイアログを開きます。
- スクロールキーを使用して、ディスクリストでflashdiskに移動します。
- F3キーでフォーマットボタンに移動し、エンターを押します。
- フォーマットが完了したら、Space-zでダイアログを閉じます。
Q. 音声の男性音と女性音を変更できますか?
A. ブレイルセンスプラス、ブレイルセンスオンハンド、ブレイルセンスU2、ブレイルセンスU2ミニでは、Backspace-Enter-vで男性音と女性音を切り替えることができます。
Q. 主音量(メインボリューム)を変更できますか?
A. Backspace-Space-F1で主音量が下がり、Backspace-Space-F4で主音量が上がります。同様に、Space-oでオプション設定を開き、「主音量」の値を変更しエンターでダイアログを閉じることでも変更できます。
また、音声ボリュームはBackspace-F1で下がり、Backspace-F4で上がります。
なお、メディアプレーヤーなどのメディア項目やラジコの再生音量は、Space-スクロールキーで変更できます。
Q. バッテリーの残量を確認できますか?
A. Space-1-6を入力してご確認いただけます。
Q. 各機能のショートカットを簡単に閲覧できますか?
A. メインメニューのプログラム以下の項目以外では、Space-h(1-2-5の点)を入力してご確認いただけます。
Q. 外付けGPSレシーバの接続はどのように行いますか?
A. 以下の手順で行います。
- GPSレシーバの電源を入れます。
- センスシリーズで、Backspace-3-4-5-6の点を入力して、Bluetoothをオンにします。
- F3-b(1-2の点)を入力することで、メインメニューの設定のBluetooth接続のダイアログを開きます。
- デバイスが検索されるので、一覧でレシーバを選択してエンターを押します。
- 使用できるサービスが検索され一覧に表示されたら、スクロールキーでSerialPortに移動してエンターを押します。
- 接続したら、Space-zでダイアログを閉じます。そして、GPSナビやGPSレーダー側でレシーバを設定します。
Q. センスシリーズをJAWS for Windowsの点字ディスプレイとして使用できますか?
A. 以下の設定が必要です。設定後は、JAWS for Windowsの起動前にセンスシリーズでターミナルモードが実行されていることが必須条件となります。
- ご使用のJAWSのバージョンがJAWS14.0までの場合は、弊社WebサイトのJAWSブレイルセンスドライバにアクセスし、ドライバをダウンロードしてご使用のコンピュータに適用します。
- ご使用のコンピュータのJAWSのウインドウで、メニューバーの[オプション]→[点字]を実行し、[点字基本設定]ダイアログを開きます。
- [Alt+B]を入力し、[点字ディスプレイの追加]ボタンを実行して[コンポーネントの選択]ダイアログを開きます。
- 一覧で、JAWS15.0以降をご使用の場合は[HIMS Braille]を、JAWS14.0までをご使用の場合は[Braille Sense]をチェックし、[Alt+N]を入力して[次へ]ボタンを実行します。
- [出力ポートの選択]のエディットコンボボックスで[USB]を選択し、[Alt+N]を入力して[次へ]ボタンを実行します。
- [優先デバイス]のコンボボックスで、ご使用のJAWSに応じて[HIMS Braille]または[Braille Sense]を選択し、[Enter]キーで[完了]ボタンを実行します。
- [Tab]キーで移動して、[OK]ボタンを[Space]キーで実行します。
- ご使用のセンスシリーズをUSBケーブルでコンピュータと接続します。
- F3-s(2-3-4の点)を入力することで、メインメニューのユーティリティのスクリーンリーダのターミナルを実行します。
- スクロールキーまたはSpace-F4でUSBポートに移動して、エンターを押します。
なお、ターミナルモードを終了するにはBackspace-Space-z(1-3-5-6の点)を入力します。 - コンピュータ側でJAWSを再起動します。
Q. センスシリーズをJAWS for Windows以外のWindows用のスクリーンリーダーの点字ディスプレイとして使用できますか?
A. 以下の設定が必要です。この場合、出力される点字はスクリーンリーダー側での制御となります。点字表示には、スクリーンリーダーの起動前にセンスシリーズでターミナルモードが実行されていることが必須条件となります。
なお、ご使用のスクリーンリーダー側の設定とセンスシリーズへの対応につきましては、スクリーンリーダーのメーカーまでお問い合わせください。またPC-Talkerシリーズをご使用の場合には、BrailleWorksがインストールされている必要がある場合があるようです。
- 弊社WebサイトのブレイルセンスUSBドライバにアクセスし、ドライバをダウンロードしてご使用のコンピュータに適用します。
- ご使用のスクリーンリーダーで、センスシリーズを点字ディスプレイに設定します。
- ご使用のセンスシリーズをUSBケーブルでコンピュータと接続します。
- F3-s(2-3-4の点)を入力することで、メインメニューのユーティリティのスクリーンリーダのターミナルを実行します。
- スクロールキーまたはSpace-F4でUSBポートに移動して、エンターを押します。
なお、ターミナルモードを終了するにはBackspace-Space-z(1-3-5-6の点)を入力します。 - コンピュータ側でスクリーンリーダーを再起動します。
Q. センスシリーズをiOSやMacOSの点字ディスプレイとして使用できますか?
A. 以下の手順で設定できます。この場合、出力される点字はVoiceOver側での制御となります。VoiceOverの設定につきましては、ご使用の機器のメーカーなどにお問い合わせください。
- Backspace-3-4-5-6を入力してBluetoothをオンにします。
- F3-s(2-3-4の点)を入力して、スクリーンリーダのターミナルを起動します。
- [Bluetooth]を選択してエンターを押します。
- VoiceOver側で点字ディスプレイを選択し、ピンコード(例えば0000など)を入力します。
- センスシリーズで、同じピンコードの入力を求められますので数符なしの下がり数字で入力します。
なお、ターミナルモードを終了するにはBackspace-Space-z(1-3-5-6の点)を入力します。
Q. ウイルスチェックソフトをインストールしたいのですが?
A. 弊社から提供しているアプリケーション以外は、インストールしてご使用いただくことはできません。またセンスシリーズはWindows CEというオペレーションシステムを採用しておりますが、一般的に蔓延しているコンピュータウイルスのターゲットにはなりにくい状況ですので、ご安心いただいてよろしいかと存じます。
Q. 漢点字をサポートしていますか?
A. サポートしておりません。
Q. 外付けキーボードを接続して操作できますか?
A. 対応しておりません。
Q. 読み上げや点字表示に関して、任意の語を登録できますか?
A. 点字表示につきましては、今後の開発の参考とさせていただきますので、登録したい語と読み方を弊社技術サポートまでお知らせください。
読み上げにつきましては、男性音でご使用の場合のみ以下の手順で可能です。
- Backspace-Enter-v(1-2-3-6の点)を入力して音声を男性オンに設定します。
- F3-p(1-2-3-4の点)を入力して、メインメニューの設定の読み上げ辞書を起動します。
- Space-i(2-4の点)を入力して、単語追加ボタンを実行します。
- 単語入力のエディットボックスに単語を入力します。
- F3キーで移動して、読みのエディットボックスに読み方を仮名で入力します。
- F3キーで確認ボタンに移動してエンターを押します。
- F3キーで閉じるボタンに移動してエンターを押します。
Q. 日本語変換モードで括弧類の入力はどのように行いますか?
A. 以下のように行います。
記号 | 入力 |
( | 5-6の点を入力して2-3-5-6の点を入力 |
) | 2-3-5-6の点を入力して2-3の点を入力 |
[ | 5-6の点を入力して1-2-3-5-6の点を入力 |
] | 5-6の点を入力して2-3-4-5-6の点を入力 |
「 | 5-6の点を入力して3の点を入力 |
」 | 6の点を入力して2-3の点を入力 |
『 | 5-6の点を入力して3-6の点を入力 |
』 | 3-6の点を入力して2-3の点を入力 |
Q. 日本語入力時に外字符(5-6の点)でアルファベットを入力した後、元の日本語の状態に戻すにはどうしたらよいですか?
A. 一度スペースを押すと日本語入力モードに戻ります。
Q. 日本語入力に関して固有名詞などの登録や辞書学習はできますか?
A. Windows CEの日本語入力システムはコンピュータの日本語入力システムのように高機能ではないため、残念ながら登録はできません。単語の変換候補についても、コンピュータに比べると少ない場合があります。なお、入力した語の学習につきましては、リセットまたはハードウェアリセットを実行するまで保持されます。
Q. 電卓で統計関数を使用するにはどのようにしますか?
A. 統計関数をご使用いただくには、前提として複数の変数が設定されている必要があります。設定した複数の変数に対して計算が行われます。
変数の設定は、例えば以下のように入力してエンターを押します。
a=3
b=15/3
x=a+b
y=(a+b+2)/2*3
z=sqrt(y+1)
例えば、上記のX, Y, Zという三つの変数の場合以下のようになります。
- 統計関数ダイアログを起動します。
- 変数のリストが表示されるので、計算に使用する変数x, y, zに移動してそれぞれスペースで選択します。
- F3キーで結果のリストに移動し、スクロールキーなどで合計、平均、偏差、標準偏差に移動すると、それぞれの計算結果が表示されます。
この例では
合計: 27
平均: 9
偏差: 20.666667
標準偏差: 4.546061
と表示されます。
トラブル
Q. iOS 15に更新したところ、テザリングでのインターネット接続ができなくなりました。
A. iOS 15では、テザリングの通信を暗号化するためのセキュリティプロトコルとしてWPA3がサポートされています。その結果、U2ミニまでの旧センスシリーズでは、iOS 15のデバイスのテザリングの接続を使用してのインターネット接続が残念ながらできなくなりました。
開発元からも、この問題に対応できない旨連絡を受けております。
U2ミニまでの旧センスシリーズをご使用いただいております皆様には大変恐縮ですが、上記ご理解いただきますようお願いいたします。
なお、現行バージョンであるポラリス以降ではこの問題は起きません。
Q. センスシリーズとauやWiMAXのいくつかの機種との無線LAN接続で、SSIDに付随するキーを正しく設定していますが、接続失敗と表示されて無線LANに接続できません。
A. ルータ側で以下の項目を無効にして、接続をお試しください。
[設定]→[Wi-Fi設定]→[Wi-Fi暗号化強化(PMF)]
なお、DOCOMOの機器でもこの項目をオフにする必要があり、例えばN-01Jでは設定ツールで以下の項目を[使用しない]に設定する必要があります。
[Wi-Fi設定]→[高度な設定を表示]→[拡張設定]→[Wi-Fi暗号化強化]
Q. センスシリーズで、特定のWebサイトにアクセスできません。またはサイト内の機能を使用できません。
A. センスシリーズのブラウザ機能は全てのWebページとその動作を保証するものではありません。 Webサイト側が採用している技術によっては、センスシリーズからサイトにアクセスできない場合や、サイトの提供する機能を利用できない場合があります。 また、サイト側の仕様変更により、これまで使用できたサイトが突然使用できなくなる可能性もあります。 センスシリーズからご利用になれないWebサイト、Webサービスについてはパソコン等の環境からのアクセスをお試しください。
Q. 電源を入れてもセンスシリーズが起動できなくなりました。
A. まずは以下をお試しください。
- アダプターとバッテリーを外して20分程度放置します。
- その後、アダプタを装着して電源を入れます。起動したら、バッテリーを装着します。
これで起動できない場合には、ハードウェアリセットをお試しください。
Q. 設定したパスワードを忘れてしまいました。ハードウェアリセットを実行したのですが、起動時にパスワードを求められて起動できません。
A. パスワードを設定した場合には、ハードウェアリセットでは初期化されません。パスワードを解除するには、機器を必ず弊社までお送りいただく必要があります。処理には1〜2週間程度お時間をいただきます。パスワード設定をご使用いただく場合には、この点を十分にご注意ください。
Q. 無線LANに接続したいのですが、アクセスポイントの一覧にSSIDが表示されません。
A. センスシリーズの無線LAN接続は、AOSSやWPS、SSIDステルスには対応しておりません。SSIDとネットワークキーでの接続のみ対応しています。SSIDとネットワークキーでの接続においてSSIDが表示されない場合には、まずは以下をお試しいただきますようお願いいたします。
- Backspace-1-4-5-6の点を押して無線LANをオンに設定します。
- F3-i(2-4の点)を入力することで、メインメニューの設定のインターネット設定に入ります。
- スクロールキーで、コンボボックスの無線LANに移動してエンターを押します。
- a(1の点)を押して、プロファイルの詳細ダイアログに入ります。
- スクロールキーで各接続プロファイルに移動し、r(1-2-3-5の点)を押して削除します。
- すべて削除したら、ハードウェアリセットを行い、その後に無線LANをオンに設定して再度お試しください。
Q. 無線LANの設定中に、SSIDが表示された状態で設定のダイアログがフリーズしてしまうのですが?
A. 近くにAOSSやWPSのネットワークがある状態ではこのような現象が起きるようです。ご自宅でAOSSやWPSのネットワークをご使用の場合には、これらの設定を一時的に無効にしてお試しいただくと設定は可能です。設定後はAOSSを有効にしていただいても問題ありません。近隣にAOSSのネットワークがある場合には、弊社技術サポートまでお問い合わせください。
Q. 無線LANを設定しようとしているのですが、ネットワークキーを入力して確認ボタンを実行すると「キーが長すぎます」と表示されて設定できません。
A. SSIDとネットワークキーの組み合わせが正しくないことが考えられます。再度SSIDとそれに対応するネットワークキーをご確認ください。
Q. ボイスセンスなどの旧センスシリーズで無線LANに接続すると機器がフリーズします。
A. ご使用のルータで、IPV6のパケットを通さないようにご設定いただきますようお願いいたします。
Q. メインメニューから電子メールを実行しても、表示が変わらず起動できなくなりました。
A. flashdiskへの書き込み中に電源が切れたなど何らかの原因で、flashdiskに問題があります。flashdiskのフォーマットで多くの場合解決しますが、解決しない場合には弊社技術サポートまでお問い合わせください。
Q. 電子メールを起動すると、「メールリスト作成中」と表示され時間がたってもメールの一覧が表示されません。
A. メールのインデックスが壊れてしまったことが考えられます。
flashdiskのEmailフォルダのPOP3フォルダのInboxフォルダに、MailInfo.txtというファイルがありますので、これを削除して再度お試しください。
Q. 電子メールのアカウントを削除したのですが、メールが残ってしまいます。
A. アカウント情報を削除してもメールは連動して削除されません。メールのデータは以下の場所にあります。
- POP3でご使用の場合は、flashdiskのEmailフォルダのPOP3フォルダ以下にあります。
- IMAPでご使用の場合は、flashdiskのEmailフォルダのIMAPフォルダのアカウント名のフォルダ以下にあります。
Q. OCNのアドレスを設定したところ、受信はできますが送信できません。
A. ファームウェアの更新をお願いいたします。
Q. 電子メールにGmailのアカウントを登録しても送受信できません。
A. センスシリーズでGmailアカウントで送受信するには、センスシリーズでGmailのアカウント情報を設定するだけでなく、コンピュータからGmailにアクセスして設定を変更する必要があります。設定手順の詳細は、ブレイルセンスでのGmail使用について(Word形式)をご覧ください。
Q. キー操作に対する反応が非常に悪くなってしまいました。
A. 何らかの原因で、機器の状態が悪くなっています。ハードウェアリセットをお願いいたします。
Q. キー操作が受け付けられなくなりました。
A. キーロックがかかっていないでしょうか?キーロックスイッチの位置は各センスシリーズにより異なりますが、キーロックが解除されているか確認してください。
Q. 電源をオフにしようとするのですが、電源スイッチを操作すると「電源オフ」と点字で表示された状態でフリーズしてしまいます。
A. ファームウェアを最新に更新し、ご使用の機器がU2またはU2ミニの場合には、SenseAPPを最新に更新してください。
Q. 使用中に突然電源がオフになってしまいます。
A. 一度バッテリーを取り外して、しっかり装着し直します。
それで解決しない場合には、ハードウェアリセットをお試しください。
Q. 音声読み上げがされなくなりました。
A. Backspace-F2で音声のオンとオフを切り替えることができます。一度お試しください。
Q. 点字出力がされなくなりました。
A. Backspace-F3で点字出力のオンとオフを切り替えます。一度お試しください。
Q. ワードプロセッサーで読み込んだ点字ファイルが文字化けします。
A. ブレイルセンスU2、ブレイルセンスU2ミニでは、女性音で音声オフに設定しているとこのような状態になる場合があります。男性音に変更して音声オフに設定していただくと、この問題を回避できます。
Q. 急激にバッテリーを消耗します。電源オフにしていても、一晩にある程度消耗するのですが?
A. 特にGPSやBluetoothを使用するアプリケーションを終了しないままで、電源をオフにしていないでしょうか?センスシリーズの電源をオフにしても、起動しているアプリケーションは終了しません。例えばラジコの場合、放送局一覧が表示されて番組を再生していない状態でもアプリケーションそのものは起動していますので、この状態で電源をオフにしても、バッテリーは通常よりも消費します。使用したアプリケーションを確実に終了してから電源オフにすることをお勧めします。
Q. ネットワークに接続していないと、システム時刻が狂うのですが?
A. これは内部電池を消耗してしまった場合の現象です。内部電池を交換すれば解決しますが、電池装着部の部品が大変破損しやすく電池を固定できなくなる場合があるため、交換作業は弊社で有償で承ります。詳しくは、弊社技術サポートまでお問い合わせください。
Q. 点の表示が薄くなってしまいました。または特定の点が出たままになってしまいました。
A. 点字表示機器は手で触れるものですので、きれいにご使用いただいてもこういった現象とはどうしても無縁ではいられません。多くの場合メーカーにての調整となりますが、弊社技術サポートまでご相談いただきますようお願いいたします。
Q. 電卓を使用したいのですが入力できません。
A. 無変換(NABCC)で入力してください。以下に主な記号と入力を示します。
記号 | 入力 |
---|---|
数値 | 数符なしの下がり数字 |
小数点 | 4-6の点 |
+ | 3-4-6の点 |
- | 3-6の点 |
* | 1-6の点 |
/ | 3-4の点 |
( | 1-2-3-5-6の点 |
) | 2-3-4-5-6の点 |
Q. ツイッターでサインインできません。あるいはサインインしてもタイムラインにツイートの一覧が表示されません。
A. TwitterのAPIの大幅な変更に対応したファームウェアを公開しています。ファームウェアの更新をお願いいたします。
Q. Facebookでウォールに投稿できません。
A. FacebookのAPIの大幅な変更に対応したファームウェアを公開しています。ファームウェアの更新をお願いいたします。
Q.YouTubeで検索した結果にアクセスできません。
A.YouTubeのAPIの大幅な変更に対応したファームウェアを公開しています。ファームウェアの更新をお願いいたします。またセンスシリーズでYouTubeにサインインしてご使用いただくには、事前にブレイルセンスシリーズ用YouTubeサインインプログラムを使用して一度コンピュータ上でサインインしていただく必要がございます。